日本公開日:2019年3月29日
ロボット生命体の戦いを主軸にした映画『トランスフォーマー』のスピンオフ映画。
- 価格: 1320 円
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途中なかだるみを感じるシーンもあったけど
全体的に子供にもわかりやすい言い回しや
表現・構成なので家族全員で楽しめる映画だった。
うちの年長男児も途中集中力が切れたところはありつつも最後まで鑑賞できた👍
主人公の1人であるバンブルビー(ロボット生命体)はいかにも『メカ』な見た目で体も大きい。
なんなら戦闘もするんだけど本編では表情や仕草を通して愛らしく描かれている。
この『図体は大きいけど表情や仕草を通して愛らしさを表現する』ってやり方は数年前から一種のテンプレートとして確立されてる気がする。
(でも具体例は思いつかないwwバンブルビー以外にもあればコメントで教えて欲しい!)
ある意味あざとい可愛らしさなんで気になる人は気になるかもだけど我が家ではみんな素直に『かわいいなー☺️』と観ることができた。
話を戻しますー。
この話は主人公のチャーリー(18歳の人間の女の子)とバンブルビー(ロボット生命体)の出会いとデストロン(地球を侵略しようとする悪のロボット生命体)との戦いが主軸で描かれてるんだけど、同時にチャーリーの心の葛藤や成長、家族との絆的な要素も描かれてる。
(あとちょろっと恋愛要素も😘)
個人的には戦いよりもチャーリーの心理描写や家族との関係性の変化の方が胸熱だったー。
主人公チャーリーの家族構成は母・継父・弟。
3人とも悪いやつじゃないんだけどチャーリーとはソリが合わない。それが序盤から表現されてる。
実の父を突然の病気で失ったチャーリーはお別れを言えなかったことを後悔しており、いつまでも父を忘れられずにいるが母親は再婚。
弟も家族とうまくやってる。
継父のロンは『悪い奴じゃないんだけど合わない』の典型って感じでチャーリーの誕生日にスマイルの大切さを説いた本をプレゼントしたりするw
いや、笑顔は大事だけどチャーリーは今それ、絶対望んで無いでしょ!!!www
というのが国籍も性別も全く異なる日本のおじさん(俺←)がわかることをロンはわからない。
当然、ロンをはじめ家族とチャーリーの間はすれ違いの雰囲気が漂う。
ちなみにチャーリーは飛び込みの選手だった過去をもつのだが、その飛び込みの大会翌日に実の父が急逝することになる。
それを機にチャーリーは飛び込みから距離を置いたことが暗に示されるのだが、この『飛び込み』がクライマックスの胸熱ポイントの伏線になっていたりする。
実の父と最後に会った日のことを思い出してしまう飛び込み。そんなものとは距離を置いていたはずなのに、、、だけど、、、、みたいな。
実際のシーンはぜひご自身の目で確かめて欲しい。
他にも劇中でバンブルビーが好きになる映画があるんだけど、それもラストシーンの伏線になってたりする。
こうしたように【わかりやすい王道の展開】と【ちょっと洒落た伏線】が両立してるので本当に家族全員で楽しめると思う。
戦闘シーンも迫力あるからロボット好き男児の受けもいいと思う👍
敵対するデストロンのメインは二体いるんだけど、吹き替え版ではそのうち1人が女性の声をあてられていて、これもいい配役だなーと感じた。知性的な怖さがうまく表現されていると思う😌
本記事作成現在はアマゾンプライムでも観ることができるから気になる方は是非観て欲しい!